ルーブル合意【Louvre accord】
パリのルーブル宮殿に集まったG7は,プラザ合意を契機に加速していたドル安に歯止めをかけるため,「為替相場を現行の水準の周辺に安定させる」ことで合意した(1987年2月22日)。これをルーブル合意と呼んでます。プラザ合意以降の為替相場はドル安が進んで、1987年になると1ドル=150円までドル安/円高が進みました。これにまた歯止めをかけるため、先進国はパリのルーブル宮殿に召集をかけ、これ以上のドル安は、各国の成長および調整の可能性を損ないかねないとし、G7の通貨当局は為替レートを安定させる為に協力することで合意をしました。